そうですね、二人だけならポケットWi-Fiの方が、二人で旅行に行くときもWi-Fiを持ち運びできますし、何かとポケットWi-Fiの方が便利かもしれません。
(結論)ストレスなく二人同時に動画が見れるならポケットWi-FiでOK
- 二人暮らしのポケットWi-Fiで失敗するケース
- ポケットWi-Fiと光回線の違い
- ポケットWi-Fiを二人暮らしで使うデメリット
- ポケットWi-Fiを二人暮らしで使うメリット
この記事の内容
二人暮らしに向いているポケットWi-Fi選び【失敗するケースとは?】
ぶっちゃけ、旅行やドライブ、外出などで持ち運ぶケースがないなら光回線でもいいかもです。もちろん、ポケットWi-Fiならではの使い方もありますので迷うところではありますが。
光回線でもいい理由
ポケットWi-Fiの特徴は持ち運べることじゃないですか。でも、それが必要ないというんだったら、料金もそこまで大差なく、光回線のほうが快適になる可能性があるということ。
光回線の料金について
料金に関して補足すると、東京(東日本)と九州(西日本)で少し違いますし、マンションで多くの人がフレッツ光を契約している方が安くなります。団体割引みたいな感じですね。
あと、少し聞きなれないことですが、マンションの配線方式(あなたの部屋までの光を使うための導線)によって料金も変わってきます。
光回線の方が快適
光回線の方がベースの速度はポケットWi-Fiよりは上なのでその分快適に使えるということです。
インターネットの速度が速いほど同時につなげる端末が多くてもWi-Fiが快適に使えます
ただ、マンションの配線方式がVDSL方式(電話線)の場合は、最大速度は100Mbpsです。
「100Mbpsって速いのでは?」
いえ、最大速度まで速度がでることは普通ありえなく、ポケットWi-Fiと速度が変わらないケースも十分考えれらますよ。
ポケットWi-Fiでもアリな理由【重要】
「ドライブ中にYouTubeで音楽を流せたらな、旅行先でも動画がみれたら・・・」
というなら、ポケットWi-Fiの選択もありですね。
「渋滞でイライラするな!」
という同乗者へは、動画はイライラを解消するための手段の一つになるかもしれませんからね。
「観光地の情報が動画で見れたらな~」
というときも役立ちそうですね。
ポケットWi-Fiで失敗するケース
ポケットWi-Fiで失敗しそうなケースは次の3点です。
- 通信速度が二人で使うのに足りない
- 通信速度の制限にかかる
- 同時接続数が足りなくWi-Fiにつながらない
通信速度が二人で使うのに足りない
「私、この動画みたいから、あなたは動画みるの今は止めて!」
とシチュエーションが生まれる理由はポケットWi-Fiの通信速度が足りないからです。
Googleのスピードテストの結果のコメントによれば、10Mbpsの速度だったら2人では厳しそう、15Mbps程度の速度があれば、2人で動画を同時にみても大丈夫そうという結果です。
〇〇Mbpsの〇〇の数字が大きいほど速いという意味。
通信速度の目安については、次の記事をどうぞ。
ポケットWi-Fiの下り速度とは?動画視聴の目安とか計測方法も
ポケットWi-Fiの通信速度はあなたが使う場所で結構な感じで変わってきます。
通信速度の制限にかかる
WiMAXやワイモバイルのポケットWi-Fiは3日10GB制限というのがあります。3日間で使った通信容量が10GBという容量を超えたら通信速度制限がかかるということです。
「えー、そしたらずっと制限がかかったままなの?」
決してそんなことはなく、日をまたいで3日間のトータルが10GBなければ自動的に解除されますので安心して下さい。
「でも通信制限がかかったら何もできないのでしょ?」
いえ、1Mbps程度の緩い速度制限なので、もちろんWEB閲覧はできますし、YouTube動画も見れます。いつもよりはもたつくとは思います。
二人暮らしの場合、1Mbps程度の速度では同時に別々の動画を見るのは厳しいと思います。
同時接続数が足りなくWi-Fiにつながらない
ポケットWi-FiはそのWi-Fiへ同時につなげられる台数が少ないものは5台程度です。
常時、スマホがWi-Fiにつながっているとしたら、あと3台ですね。
その状態でご主人がテレビでYouTubeを見ながらパソコンをネットに接続してWi-Fiにつながっているプリンターで何かを印刷していたとします。
そうなると、すでに5台Wi-Fiにつながっているという状態なので、例えば奥様のパソコンでネットに繋げなくなるといういこと。
正直、少し無理がある例えです。5台同時接続できれば、二人暮らしなら大体OKかなという感じですね。
次に、ポケットWi-Fiと光回線はどのような感じで違うかを知っておいた方がいいと思いますので、次からまとめますね。
ポケットWi-Fiと光回線を比較【一目でわかる】
ポケットWi-Fiの光回線を比較した場合は、ざっと下の表のような感じです。光回線はフレッツ光を例にしています。
ポケットWi-Fi | 光回線 | |
料金 | 3000円~4500円 | 3000円~4500円 |
工事費用 | なし | 必要 |
開通までの期間 | 即日~3日位 | 2週間~ |
スピード | 普通 | 基本的に速い |
通信速度制限 | 速度制限があるWi-Fiもある | なし |
同時接続台数 | 5~15台位 | 15台位 |
「だから何?」と言われそうなので、ひとつずつ説明します。
料金【大差ない】
ポケットWi-Fiと光回線の料金は大差ないですが、それぞれ幅がありますので解説します。
ポケットWi-Fiの料金
ポケットWi-Fiの場合は安いものだと、3,000円前後からありますが高い方が快適なWi-Fiが手に入ります。
快適なWi-Fiというのは、エリアが広いとか、端末の速度が速いとか、同時接続台数(どれだけの数の端末を繋げられるか)とかです。
「少し田舎なのでエリアが広い方がいいし、速いのにこしたことがない、スマホ、パソコン、テレビ、レコーダー、プリンターとかたくさん繋げるものがある!」というなら、少し高めのWi-Fiが無難ということです。
光回線の料金
二人暮らしなら集合住宅(マンション、アパート)の人が大半だと想定していますので、ここでは集合住宅を例にして料金を解説します。
集合住宅の場合は次の要素で料金が変化します。
- 住んでいる地域(NTT西日本、東日本)
- 部屋までの配線方式
- フレッツ光加入者数
- プロバイダ料金
集合住宅の場合はNTT東日本、西日本でも料金が違い、あなたの部屋まで光回線をとおすための配線方式(光、VDSL、LAN)、契約している人の数、使うプロバイダで料金が変わってきます。
プロバイダはインターネットと接続する事業者で必須です。大手でも月額800円~900円ですね。大手はNTT系のぷららとあソニーのSo-netとか。
「なんかメンドクサイな・・・」と思うかもしれませんが、集合住宅の場合はこのような料金体系になっています。
二人暮らしだと元々マンションやアパート自体がそこまで大きくないことも想定されます。その場合「契約している人の数」の条件では不利になります。契約者数が多いほど料金が安くなるからです。
工事費用【光回線のみ】
工事費用が必要なのは、光回線だけです。マンションの場合は15,000円です。ちなみに戸建ては18,000円。
ポケットWi-FiはSIMとバッテリーをセットするだけ
ポケットWi-Fiの箱を開けると、ポケットWi-Fi本体、SIM、バッテリーが入っています。ポケットWi-Fiの本体にSIMとバッテリーをセットするだけです。
SIMはデータ通信に必要なもので、バッテリーは電池ですね。
リモコンの電池交換をできない人はいないと思います。よって、小学生でもできるレベルなので難しことではないですよ。
開通までの期間
「速くインターネットがしたい!」その気持ちはわかりますが、光回線は工事が必要なので、速くても2週間は待たないといけません。
その反面、ポケットWi-Fiは早ければ購入したその日、WEB申込なら即日発送のところが多いので2,3日後です。
「それなら〇〇電気で今すぐ買おう!」と思うかもしれませんが、〇〇電気とかは少々料金が高めです。
ポケットWi-Fiの売ってる場所と安く買う方法は次の記事をどうぞ。
ポケットWi-Fiの売ってる場所は?どこでも料金は同じ?
スピード【快適か?】
光回線に関しては通信のスピードはある程度ありますので、二人暮らしには十分な速度です。
その反面、ポケットWi-Fiになると使う場所で結構な通信速度の違いがでてきます。
繰り返しになりますが、10Mbps程度の速度しかでない場合は二人で別々の動画をみるのは少し問題がでてくるかもしれません。
通信速度制限【使えなくなるの?】
光回線は通信速度制限はないので、容量とかをきにせず動画を見まくることもできます。
ポケットWi-Fiの場合は3日10GB制限があるものがあります。WiMAXやワイモバイルは3日10GB制限があるWi-Fiです。
通信制限がかかると1Mbps程度に速度が低下するので、二人で別々の動画をたり、動画サイトによっては見るのが厳しくなります。
動画と通信速度のレビューは次の記事が参考になります。
4大動画サイトを4G LTEで再生レビュー!快適に見れるの?
同時接続台数【繋げたいものがたくさん】
光回線の場合は、光回線にWi-Fiルータを購入すれば結構な数のスマホやパソコンなどを接続できますので問題ありません。
光回線の場合は、基本的にWi-Fiルータ(5000円~10000円超)を購入→光の終端装置とLANケーブで接続→自宅にWi-Fi環境ができる。という流れです。
対して、ポケットWi-Fiの場合は少ないものだと同時接続台数は5台までです。
二人で接続するものが多いのであれば、同時接続台数の数が不足する可能性があるということです。
5台も同時にネットで何かするというケースも二人暮らしではそこまでないとは思いますが。
では、これから二人暮らしでポケットWi-Fiを利用するデメリット、メリットについて説明します(繰り返しの説明になる部分もでてきますが、後悔しないためにしっかり把握しておきましょう)
ポケットWi-Fiを二人暮らしで使うデメリット
ポケットWi-Fiを二人暮らしで使うデメリットをまとめると次の4点です。
- 光回線には絶対的速度はかなわない
- 速度がおそいと二人同時に動画が見れない
- 同時接続数がそこまで多くないWi-Fiもある
冒頭や光回線との比較でも説明した内容なので、大体理解できていると思います。
では次にメリットを見ていきましょう
ポケットWi-Fiを二人暮らしで使うメリット
モバイルできるだけあって、メリットも多くあります。
- 旅行先で動画の情報が得られる
- ドライブ中渋滞にはまっても同乗者がイライラしない
- 長蛇の列に並んでいる時の暇つぶしに
- 引っ越しの予定がある
旅行先で動画の情報が得られる
「旅行の計画を入念にできなかった・・・」
こんな場合でも、動画情報もチェックできるとなお充実した旅行になるかもしれませんね。
例えば「沖縄 おすすめ」などを、YouTubeで検索したら色々な動画がでてきます。
ドライブ中渋滞にはまっても同乗者がイライラしない
「この渋滞なんとかならないの・・・イライラ」
同乗者が渋滞でイライラしていることってありますよね。
こんな時も、行先の情報を動画でチェックすることもできますし、晩御飯の献立を動画でチェックすることもできますね。
長蛇の列に並んでいるときの暇つぶしに
人気のテーマパーク、話題の飲食店、2019年はタピオカも流行しましたよね?
「あと何時間並べばいいのか・・・」
こんな時も、ポケットWi-Fiなら好きな動画や映画を見たりして気を紛らわすことができます。
引っ越しの予定がある
光回線の場合は、引越し時の撤去工事。新しいところでまた開通工事が必要となりますので、また最低2週間はネットがない生活になります。
ポケットWi-Fiなら、そのまま持っていくだけでOKなので負担がかなり減りますし、新しい家でもすぐにネットができますよ。
まとめ:速度が問題ないなら二人暮らしでOK
ポケットWi-Fiを購入したら、二人で同時に動画をみてください。
ストレスなく二人同時に動画が見れるならポケットWi-FiでOKというのが結論です。
片方が動画、もう片方がネット検索すると尚いいと思います。もし、ネットにつながるテレビならテレビで動画を見ながらネット検索とかを試すとさらにいいですね。
スマホよりも、パソコンやテレビの方がネットのスピードが必要になるため。
あとは、自宅内でWi-Fiにつながるスマホやパソコン、テレビなどを繋げて問題ないか確認してみればOKです。
「二人で同時に動画が見れない・・・」
こんな問題がでて、使い物にならなさそうだったら「初期契約解除制度」を利用して8日以内にキャンセルして下さい。
初期契約解除制度は「クーリングオフ」に似た制度です。電気通信事業法令で消費者は守られています。
初期契約解除制度については、田舎で使えるポケットWi-Fiの選び方【失敗するWi-Fiはこれ】の「ポケットWi-Fiが田舎で圏外なら即キャンセル」のところを参考が参考になります。
ポケットWi-Fiのことに詳しくなかったら次の関連記事を参考にして下さい。