ドコモ光のWi-Fiが遅いのは無知なだけ→速度も改善されていた

【朗報】ドコモ光がWi-Fiで遅いのは嘘→改善されていた

ドコモ光はWi-Fiが遅いとか、最近遅くなったという噂があるけど契約しないほうがいいのかな?スマホ代が安くなると聞いたので、検討しようかと思っていたんですが。

確かに、ドコモ光を契約して1年後は大分遅くなってましたね。恐らく一気に加入者数が増えたのでしょう。

(結論)2020年に計測したら100Mbps以上は速度が向上していた。Wi-Fiが遅いというのは遅い時期に計測したかその他環境が悪いのでは?

この記事を書いている僕はドコモ光を2017年1月から使っているので丸3年経過しています。ドコモ光関連のサイト運営も同じ3年くらい。自称ドコモ光研究家です。IT業界20年以上なのでパソコン周りも一応得意です。
この記事でわかること
  1. ドコモ光で速度測定の実測(LAN接続)
  2. ドコモ光で速度測定の実測(Wi-Fi接続)
  3. ドコモ光で速度測定の実測(中継~LAN接続)
  4. 比較対象としてスマホテザリングでの速度測定の実測
  5. ドコモ光が遅い人にチェックしてもらいたいこと

ドコモ光のWi-Fiが遅いのは無知なだけ→速度も改善されていた

【朗報】ドコモ光がWi-Fiで遅いのは嘘→改善されていた

ドコモ光のWi-Fiが遅いという噂があったので、久しぶりに回線のスピードテストを実施。

「あれっ、なんか速くなってる」

ということで、ドコモ光の回線スピードを次のケースで実測しましたので、検討している方は参考になると思います。

  • ドコモ光速度測定の実測(LAN接続)
  • ドコモ光速度測定の実測(Wi-Fi接続)
  • ドコモ光速度測定の実測(中継~LAN接続)

速度計測ツール

計測するスピードテストをするツールはラディッシュをメインにfast.comとGoogleも使用しました。

ラディッシュを採用したのはプロバイダが使っている信頼できる計測サイトだからです。

fast.comとGoogleでも念のため確認したのは信頼性を上げるため。

速度計測の環境

Wi-FiではないLAN接続、Wi-Fi接続、親機から離れた2Fにある僕の部屋でそれぞれ速度を測定しました。

LAN接続時の環境

LAN接続時はiMacを使っています。約10年ものですが、数年前にHDDを換装してからサクサク動きます。

iMac mid 2010
CPU:core i3
メモリ:8GB
HDD:WDの2TB 7200rpm(交換済)

Wi-Fi接続時の環境

Wi-Fi接続でのテスト環境はスマホ(iPhone7)を使いました。多分一番スマホを使うと思ったので。

スマホ:iPhone7
Wi-Fiルータ:BUFFALO WXR-1750DHP(プロバイダ無料レンタル品)

Wi-Fiルータの親機(1F東側)-iPhone(2F西側)で実施。結構距離が離れています。

Wi-Fi中継時の環境

Wi-Fiを2Fに中継してのテスト環境はWindowsパソコンを使いました。僕のメインマシンです。

富士通のパソコン(中古で2万円代)
CPU:core i5
メモリ:8GB
SSD:480GB

もし、安いSSDのWindowsパソコンが欲しいなら次の記事をどうぞ。
デスクトップにSSDデスクトップパソコンにSSDはいらない?

Wi-Fi中継手段は以下の通り

NECのWi-Fiルータ同士で中継(Aterm 9500N)。中継先のWi-FiルータからデスクトップパソコンまでLAN接続(コンセントに挿すだけの安いWi-Fi中継機よりも速度がでます)Wi-Fiルータの親機(1F東側)-中継先(2F西側)なので結構距離が離れています。

「なぜ中継しているんですか?」

→僕が試したなかで一番安定している接続だからです。Wi-Fi子機は何個か購入して試しましたが大したパフォーマンスが出ませんでした。

利用しているプロバイダ

ドコモ光のプロバイダはGMOとくとくBBを利用しています。申込当時(2016年12月)はv6プラス対応しているプロバイダはGMOとくとくBBだけでした。

v6プラスはネットが速くなる新しい通信技術です。かといって料金が高くなるわけではありません。

速度の単位について

速度の単位はMbpsで表記されます。しかしピンと来ない人もいると思います。Mbpsは車のスピードの単位であるKm/hに大体例えることができます。

10Mbps~20Mbps →遅い
30Mbps~40Mbps →もう少しスピード出したい
50Mbps~60Mbps →快適になった
70Mbps~90Mbps →結構速い
100Mbps~→速い
150Mbps~→かなり速い

インターネットの速度についてもう少し知りたいなら次の記事を参考にして下さい。
ポケットWi-Fiの下り速度とは?ポケットWi-Fiの下り速度とは?動画視聴の目安とか計測方法も

ドコモ光のWi-Fiが遅いか検証【LAN接続】

LAN:ラディッシュで3回測定

iMacとNTTのホームゲートウェイ(光電話を契約したら勝手についてきます)をLANケーブルで接続してテスト。

1回目
ドコモ光LANラディッシュ1

2回目
ドコモ光LANラディッシュ2

3回目
ドコモ光LANラディッシュ3

早朝(6時台)で混雑が少ないので300Mbps超えています。早朝じゃなくても大体250Mbps前後のハイスピードです。

LAN:fast.comで測定

ドコモ光LAN-fast.com

fast.comは他の測定サイトよりも少し低い数値で表示される傾向です。回線事業者も使用しているラディッシュを信用していいのではないかと思います。

LAN:Googleで測定

ドコモ光LAN-Google

Googleは速度測定結果に対してのコメントまで表示されます。非常に高速というコメントでした。

ドコモ光のWi-Fiが遅いか検証【Wi-Fi接続】

iPhoneでテストしました。

Wi-Fi:ラディッシュで測定

ドコモ光Wi-Fi-ラディッシュ

Wi-Fiルータから最も遠い部屋でこの速度が出れば十分です→Wi-Fiルータの性能は申し分ないということですね。

Wi-Fi:fast.comで測定

ドコモ光Wi-Fi-fast.com

Wi-Fi:Googleで測定

ドコモ光Wi-Fi-Google

上画像をよく見たらわかるのですが、アンテナWi-Fiのアンテナ2本の状態でもこの速度です。

ドコモ光のWi-Fiが遅いか検証【Wi-Fi中継】

NECのWi-Fiルータ(WR9500N)同士で中継。1F親機と一番離れた部屋で速度測定を実施しました。

中継:ラディッシュで測定

ドコモ光中継-ラディッシュ

僕のように速度へのこだわりが神経質な場合80Mbpsと200Mbpsとの速度差は体感上わかります。とはいえ、80Mbpsの速度があればYouTubeの4K動画も一瞬で再生されますよ。

中継:fast.comで測定

ドコモ光中継-fast.com

中継:Googleで測定

ドコモ光中継-Google

ドコモ光のWi-Fiが遅いか検証【スマホと比較】

ドコモ光(GMOとくとくBB)が速くなっているのは、これまでの測定結果で証明できたと思いますが、

「基準がどのくらいかわからない!」

という人もいると思います。そこで、僕のスマホ(docomo)でテザリングした速度測定結果も掲載しておきます。携帯なので回線はdocomoの4G LTEとなります。

あなたが使っているスマホと光回線の速度を比較するということですね。

テザリング:ラディッシュで測定

テザリング-ラディッシュ

スマホのテザリングだと大体40Mbpsくらいです。ドコモ光は5~6倍速いことになりますね。

テザリング:fast.comで測定

テザリング-fast.com

テザリング:Googleで測定

テザリング-Google

ドコモ光が遅い人にチェックしてもらいたいこと

ドコモ光が遅い人にチェックしてもらいたいこと

僕の環境では、ドコモ光は速いという結果になりました。とはいえ、ドコモ光が遅いという人がいるのも事実です。

そこで、ドコモ光が遅いという人にチェックしてもらいたいことが5つあります。

  • パソコンやスマホが古くないか
  • Wi-Fiルータが安物ではないか
  • 距離が遠すぎるのでは?
  • マンションの配線方式がVDSL方式かも
  • v6プラス接続になってる?

パソコンやスマホが古くないか

パソコンやスマホが古かったり、性能が悪いとネットワーク速度が速くても、内部で速く処理できないので「遅い」と感じます。

つまり、パソコンやスマホがネットの速度に負けているということですね。

速いフェラーリを持っていても、運転している人の腕が悪かったら速く走れないみたいな感じです。

Wi-Fiルータが安物ではないか

ネット自体の速度が速くても、Wi-Fiルータの性能が悪いとパソコンやスマホと最大のパフォーマンスで接続できません。

ネットで激安の2000円代とかいうWi-Fiルータは注意ということですね。

「11ac」という表記があるWi-Fiルータなら今のところ問題なしです

距離が遠すぎる

Wi-Fi親機からの距離が遠すぎると電波の入りが悪くなるので、ネットの速度が遅くなります。

遠くに離れた人にボールを投げても、相手に届くまで時間がかかりますよね?

マンションの配線方式がVDSL方式

マンションの場合はマンションまでは光回線が届いていても、各部屋へいく配線が遅いタイプ(VDSL)だと100Mbps止まりです。

他に各部屋へ配線する方式は光配線方式と、LAN方式があります。

体育祭のリレーで一走目の人が日本記録保持者でも、アンカーがめっちゃ遅いと最終的に速くゴールできないイメージです。つまり、VDSL方式は足を引っ張ってるという理解でいいと思います。

v6プラスになってる?

v6プラスに接続しているかの確認はこちら(GMOとくとくBBに飛びます)から確認できます。

もし、ドコモ光と契約していてv6プラスで接続していなかったらプロバイダに問い合わせてみてください。

v6プラスはよく道路に例えられます。従来のインターネット接続は一般道。v6プラスは高速道路みたいな。

ちなみに、僕が契約しているGMOとくとくBBは全国の速度公開をしており、我が家は大体その速度がでています。

GMOとくとくBBの速度公開情報では、200Mbpsを下回る地域は「その他関東」という地域のみです(2020年1月時点)

プロバイダ選びで失敗したくなかったら、GMOとくとくBBの公開速度をチェックして、速かったら契約みたいなのもアリです。

まとめ:2020年ドコモ光は速さが復活していた

まとめ:2020年ドコモ光は速さが復活していた

これまでの検証結果を見ていただいたならもうわかると思いますが、ドコモ光は決して遅くなく速さも改善されていました。

「ドコモ光のWi-Fiが遅い=嘘」だったということです。

仮に、マンションの配線方式がVDSL方式だったら100Mbps止まりですが、それはどの光と契約しても同じこと。

重要なのは、プロバイダと環境によって速さに差がでてくるということです。

もちろん、80Mbps程度でもYouTubeの4K動画は一瞬で再生されますので、そこまで速度にこだわらなくていいというのも正しいです。

とはいえ、複数人でネット使用するには、ベースの速度が速くないともたつく可能性があるというのはお忘れなく。

ちなみに我が家は複数人で動画サイト(Huluやアマゾンプライムビデオ(30日無料トライアル)など)を見ても余裕です。

Wi-Fiの記事となりますが、次の記事も参考にしてみて下さい。