無制限のポケットWi-Fiは2種類あるのを知っていますか?

無制限の持ち運びWi-Fiは2つだけ!失敗しない選び方

無制限の持ち運びWi-Fiといっても3日10GB制限とかあるみたいだけど、そんな制限もない持ち運びWi-Fiとかってあるのかな?

そうですね、使い放題プランといいながら3日10GB制限とか月間無制限とかいうワードがでてきますね。完全に無制限のWi-Fiがあるのかも気になるところです。

そこで、無制限のWi-Fiはどんなのがあるかにフォーカスして調査しましたところ、次の結果に落ちつきました。

(結論)完全無制限と月間無制限の使い放題Wi-Fiがあり、月間無制限の方は3日10GB制限のような制限があるもの。完全無制限タイプは3日10GBのような制限はなし。

この記事でわかること
  1. 無制限の持ち運びWi-Fiの種類はたったの2つだけ
  2. 月間無制限タイプの持ち運びWi-Fiをサクッと解説
  3. 完全無制限タイプの持ち運びWi-Fiをサクッと解説

無制限の持ち運びWi-Fiの種類はたったの2つだけ

無制限の持ち運びWi-Fiの種類はたったの2つだけ

無制限の持ち運びWi-Fiは2つに分類されます。

  • 月間無制限タイプ
  • 完全無制限タイプ

別の言い方で、「使い放題・月間使い放題」という表現をしているいますが、同じことです。

月間無制限タイプの持ち運びWi-Fiをサクッと解説

月間無制限タイプの持ち運びWi-Fiをサクッと解説

3日10GB制限とかがあるタイプです。「3日で10GB使ったら速度制限をかけるけど、制限解除に別途料金は必要ないですよ」という意味です。

日付が変わり、3日トータルが10GB使ってないとわかったら、無料で速度制限は解除されます。なので月間無制限という言葉を使っています。

なんとなくわかりますよね?

3日10GB制限があるWi-Fi

代表的なWi-Fiとして、WiMAX(UQ WiMAX)、ワイモバイルです。これから各Wi-Fiの特徴をほりさげて説明しますね。

1.UQ WiMAXの特徴

UQ コミュニケーションズのWiMAXです。UQ コミュニケーションズでも売っていますが、提供会社がいくつもありそちらでも契約できます。

提供会社はリアル店舗やWEB申込のところがあります。

WiMAX提供会社画像引用:UQ WiMAX

WiMAX回線を使用

通信技術のひとつWiMAXを利用して通信します。エリアの広さは携帯で使っているLTE回線よりも少し狭いです。

都市部(中心部)は問題ないけど、少し離れるとLTEの方が電波が入りやすいというイメージです

持ち運びWi-Fiのエリア確認は次の記事が参考になります。
ポケットWi-Fiの選び方がわかる方法②(各回線のエリア確認)

端末の通信速度が速い

Wi-Fiで使用する場合、端末の通信速度は500Mbpsを超えており、通信速度は速いと言えます。光回線の主流は1Gbps(1000Mbps)です。

端末が速い通信速度のポテンシャルを持っているという意味。使用場所で通信速度は変化しますし、カタログ数値の速度は出ません。光回線も同じです。

LTE回線も7GBまで使える

WiMAXの電波が届かない・・・という場合でもハイスピードプラスエリアモードに切り替えればLTE回線を7GBまで使えます。

例えば、1GBあれば1,000ページ以上WEB閲覧が可能なので、7GBは結構な容量があります。

もちろん、動画を見たら容量オーバーする可能性がでてくるので、ハイスピードプラスエリアモードでの動画閲覧はやめた方がいいと思います。

動画視聴で使う通信容量については次の記事が参考になります。

持ち運びWi-Fiは遅い?動画視聴に問題ないか徹底調査!ポケットWi-Fiは遅い?動画視聴に問題ないか徹底調査!

LTE回線の利用は有名なWEB販売店では大体オプション加入なしで利用可能です

料金は安い

WiMAXはWEB申し込みの場合ですと、月額3,000円ちょっとの安い料金で使えます。大体1日100円くらいという計算ですね。

ここでは軽く触れておきますが、ヤ〇ダ電機などのリアル店舗ですとWEB申込よりも約1000円くらい月額料金が高くなります。

WiMAXとauは密接な関係がありますが・・・次の記事も参考にして下さい。
なぜauの窓口で持ち運びWi-Fiを契約してはいけないのか?なぜauの窓口で持ち運びWi-Fiを契約してはいけないのか?

2.ワイモバイルの特徴

ワイモバイルのWi-Fiです。街で見かけるワイモバイルの店舗やワイモバイルのオンラインショップで契約できます。

ソフトバンクのLTE回線を使用

ソフトバンクのLTE回線を利用して通信します。WiMAXよりもエリアは広くなります。

特に都市部を離れると、WiMAXよりもLTEが強いイメージですね

持ち運びWi-Fiのエリア確認は次の記事が参考になります。
ポケットWi-Fiの選び方がわかる方法②(各回線のエリア確認)

端末の通信速度が速い

端末の通信速度は500Mbpsを超えており、通信速度は速いと言えます。WiMAXと同じくらいですね。

WiMAXと同じであくまで最大速度なので、実用速度は使用場所によって変化します。

料金は高め

ワイモバイルのWi-Fiは月額料金がWiMAXよりも高めの4,000円代です。使い放題にするにはアドバンスオプション(752円)が別途必要になります。

機種が2~3種類くらい選べて、機種によっては月額料金が5000円を超えますね(少し高いです)

LTEなのでエリア広い、速度速いなのでそれなりに高くなるという感じです。

完全無制限タイプの持ち運びWi-Fiをサクッと解説

完全無制限タイプの持ち運びWi-Fiをサクッと解説

3日10GB制限などの速度制限がないので、完全使い放題です。ただ、以下のような注意書きはあります。

※1国内外の通信会社では、ネットワーク品質の維持および公正な電波利用の観点から著しくネットワークを占有するレベルの大容量通信をされた場合、該当のお客様に対し通信速度を概ね384Kbpsに制限する場合があります。また違法ダウンロードなどの不正利用の疑いがある場合、ご利用停止を行う場合があります。

引用:どんなときもWi-Fi公式サイト

こういった注意書きはありますが、普通に使っている分には通信制限はかからないと以下で予想されます。

どんなときもWiFiなら月間制限やヘビーユーザー規制を一切設けておりませんので、動画・ゲームなどのデータを大容量消費するコンテンツも安心してたっぷりとご利用いただけます。

引用:どんなときもWi-Fi公式サイト

完全無制限タイプのWi-Fiは普通のLTE回線やクラウドSIMを使ったWi-Fiがあります。

それでは、LTE回線とクラウドSIMタイプを使ったWi-Fiの特徴をこれから説明しますね。

1.LTE回線を使った完全無制限Wi-Fiの特徴

今よいと思うのはNEXT MOBILEの使い放題プランです。ソフトバンク回線を使用しており、料金が安いです。

ソフトバンクのLTE回線を使用

ソフトバンクのLTE回線を使っているので、WiMAXよりもエリアは広いです。

持ち運びWi-Fiのエリア確認は次の記事が参考になります。
ポケットWi-Fiの選び方がわかる方法②(各回線のエリア確認)

端末の通信速度は必要にして十分

既に説明した、ワイモバイルのWi-Fi(月間無制限タイプ)よりは端末の速度は少し遅いです。

ワイモバイルが最大500Mbps以上に対して、150Mbpsです。とはいっても、普通使いでそんなに速度は必要ありません。

その証拠として、携帯を触っていてあまり速度とか気にしたことないですよね?携帯と同じLTE回線を使っています。

動画はみれるかなど、通信速度が気になるなら次の記事が参考になります。
持ち運びWi-Fiは遅い?動画視聴に問題ないか徹底調査!ポケットWi-Fiは遅い?動画視聴に問題ないか徹底調査!

料金は安い

月額料金はWiMAXと同じくらい安いので、1日100円で使い放題です。ネットカフェとか行くより全然安いですね。

2.クラウドSIMを使った完全無制限Wi-Fiの特徴

クラウドSIMのWi-Fiは、端末に特定キャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)を持っていません。あなたが使用する場所でキャリアを自動切換えします。

例えば、ソフトバンクの電波が届かないところはドコモにつなげるとか

こういった仕組みのWi-Fiなので、海外でもWi-Fiが使えます(別途料金は必要です)

3大キャリアの電波がひろえる

クラウドSIMの大きな特徴は、ドコモ、au、ソフトバンクの電波を使い分けるところです。

例えば、使う場所でauの電波は入らないけど、ドコモの電波は入るとかあると思います。そういった時はドコモの電波をひろうという優れもの。

仕組みてきには最強です。特に都市部から離れたところで使いたい人には心強いですね。

端末の通信速度は必要にして十分

クラウドSIMのタイプも最大速度は150Mbpsなので必要にして十分な速度です。(少し上のLTEのところでもう少し詳しく書いています。)

料金は安い

クラウドSIMのWi-Fiは、3大キャリアの電波をひろってくれるので、一見高価そうに感じますが、実はそこまで高くありません。

大体、月額料金は3,000円ちょっとなので、同じく1日100円くらいですね。

月間無制限と完全無制限Wi-Fiの比較

月間無制限と完全無制限Wi-Fiの比較

月間無制限、完全無制限のWi-Fiをざっと説明しましたが、これまでの内容を表にまとめました。

プラン Wi-Fi 速度 速度制限 エリア 料金 海外利用
月間無制限 UQ WiMAX 速い 3日10GB
ワイモバイル 速い 3日10GB
完全無制限 LTE
(NEXT MOBILE等)
普通 制限なし
クラウドSIM
(どんなときもWi-Fi等)
普通 制限なし

持ち運びWi-Fiを選ぶ基準は人それぞれだと思います。何に重きを置いて選ぶかで、どれを選べばいいか。

料金の安さで選ぶなら

完全無制限のLTE回線を使ったNEXT MOBILEやクラウドSIMを使ったWi-Fiでいいと思います。

個人的にはおすすめで、制限もありませんし、動画とかも大した速度は必要ないので、十分に楽しめると思います。

携帯とエリアなので、大体のところで使えるのがいいですね。クラウドSIMタイプならエリアはもっと安心感がありますね。

通信の速さで選ぶなら

UQ WiMAXかワイモバイルです。都市部以外での利用が多いなら、ワイモバイルで決まりですね(料金は少し高めですが)

UQ WiMAXとワイモバイルの違いを簡単にすると、「速くて、安いのがWiMAX」、「速くて、エリアも広いが少し高いのがワイモバイル」です。

速度で選ぶ場合に注意したい場合は、本当にあなたが使う場所で満足いく速度が出るかです。Wi-Fiが到着したらfast.comとかで、速度測定をして50Mbps以上でてれば、速いのではないでしょうか。

50Mbpsでいいという根拠は僕のこのブログを書いている環境がそのくらいで、YouTubeの4K動画も見れるから。光回線ですが、2階の部屋なのでルータ同士で中継しているおり50Mbps程度です。

もし、満足する速度が出なかった場合は、初期契約制度を使ってキャンセルできますが、8日以内なので、Wi-Fiが到着したらすぐに速度測定しましょう。

動画に必要な速度は次の記事が参考になります。
持ち運びWi-Fiは遅い?動画視聴に問題ないか徹底調査!ポケットWi-Fiは遅い?動画視聴に問題ないか徹底調査!

4Kとかはそんなに見る人いないと思いますので、動画メインなら完全無制限タイプでもいいと思います。

ただ、50Mbpsあると僕のようにブログを書く際に、画像検索したり、ネット検索したりするとき10Mbps程度とかよりは体感上でも速いとわかります。

あと、気を付けないといけないのは3日10GB制限があることです。

ネット検索とかなら十分な容量ですが、ヘビーに動画をみると制限がかかる可能性があります。

動画視聴で使う通信容量については次の記事が参考になります。
持ち運びWi-Fiは遅い?動画視聴に問題ないか徹底調査!ポケットWi-Fiは遅い?動画視聴に問題ないか徹底調査!

結構見れますけどね。

エリアの広さで選ぶなら

クラウドSIMタイプで決まりですね。ドコモ、au、ソフトバンクのキャリアを自動で選んで繋げてくれるので、心強いですね。

その次がNEXT MOBILEやワイモバイルのソフトバンク回線を使ったLTEのWi-Fiです。

海外でも使いたいなら

クラウドSIMタイプしかありませんね。それ以外は海外で使えません。

ただ、海外利用時の1日料金が安くはないです。安い海外用Wi-Fiルータをレンタルするか、海外SIMに差し替えた方が安上がりです。

そんなことが面倒臭く、料金は気にしてないにベストマッチという感じです。

まとめ

普通に使うには完全無制限タイプのWi-Fiでいいと思います。エリア広いし、動画も見れますし、完全無制限なのはいいですよね。そして安い。

WEB閲覧のサクサク感を重視したいなら、3日10GB制限はありますが、WiMAXかワイモバイルです。

WEB閲覧程度では3日10GBは十分な容量です。10GBで約1万ページ。

動画も結構いけます。速度制限がかかっても1Mbps程度の緩い速度制限なので、WEB閲覧やYouTubeは見れますといったところですね。

持ち運びWi-Fi(ポケットWi-Fi)がよくわからないという場合は次の記事を参考にして下さい。