そうですね、田舎ならはっきり言って使えないWi-Fiもでてくる可能性もあります。
(結論)田舎でも電波が入りやすいWi-Fiを選ぶ→クラウドSIM or LTEのWi-Fi→使えなかったら8日以内ならキャンセルできる制度を使う
- 田舎で失敗しそうなWi-Fi
- ポケットWi-Fiのエリア比較
- ポケットWi-Fiのエリア確認方法
- 8日以内なら即キャンセルできる制度とは?
この記事の内容
田舎で使えるポケットWi-Fiの選び方【失敗するWi-Fiはこれ】
田舎で選ぶポケットWi-Fiはエリア確認が重要になります。その理由は電波が入らないとと圏外になって使えないからです。これはわかると思います。
例えば、携帯でも電波が入らなくて使えないことを一度は経験したことがあるのではないかと思います。
必要なエリア確認
- WiMAX
- au
- ドコモ
- ソフトバンク
エリアからWi-Fiを選ぶ方法を次の記事でまとめています。先に読んでおくことをおすすめします。
ポケットWi-Fiの選び方がわかる方法②(各回線のエリア確認)
田舎で失敗しそうなWi-Fi
田舎で失敗しそうなWi-Fiはズバリ「WiMAX」です・・・。別に批判しているわけではなくただ単純にLTE回線を使ったWi-Fiよりもエリアが狭いだけ。
WiMAXは速くて、安いという特徴はあるのですが、携帯と同じLTE回線よりも郊外では電波が入りにくくなっています。
僕が持っているWiMAXも少し田舎の実家では使えなく、LTEの携帯はバッチリ使えます。
ポケットWi-Fiのエリアを比較
WiMAXとLTEではLTEの方がエリアが広いので、ポケットWi-Fiを使える範囲は広くなります。
その証拠に下の画像をみたら一目でWiMAXよりもLTEのエリアの方が広いのがわかると思います。
四国を例にしたのは、山間部が多いのと1画面で収まりやすく比較しやすかったからです
こんな感じなので、田舎ならWiMAXが使えないところが多くなり、LTEの方が田舎で使える可能性が高くなるというのがわかると思います。
田舎でポケットWi-Fiを使うにはエリア確認が重要
これまでの説明で田舎ではエリア確認が重要というのがわかったと思います。郊外や山間部では使えないところが多くなってくるからです。
例えば同じ地域でも駅の近くは使えるけど、少し山の方に上った自宅では使えないなど
下の画像を見たらわかりますが、電波が届かない場所はほぼ山です(WiMAXの例)
サービスする側も、人気のないところに基地局を設置してもコスパ悪いからどうしても田舎は不利になります。
エリアの確認方法
エリアの確認方法は地図をスクロールして確認する方法と、地域名を指定(都道府県、市)を指定してするやり方があります。
ピンポイントであなたがポケットWi-Fiを使用する場所の地域を指定して、検索する方法をおすすめします。
WiMAXの地域指定方法
こちら(UQ WiMAX公式サイト)からWiMAXのエリア確認ができます。
下の画像にある赤枠(地域)をクリックすると地域選択ができます。
ソフトバンクの地域指定方法
こちらからソフトバンク(ソフトバンク公式サイト)のエリア確認ができます。
〇の赤枠をクリックすると、表示地域を選択する画面が表示されます。四角の赤枠から「都道府県」「市区町村」「地域」を選択して移動ボタンを押します。
auの地域指定方法
こちらからau(au公式サイト)のエリア確認ができます。
下の画像にある赤枠に郵便番号を入れます。その後の画面で住所一覧検索もできます。
ドコモの地域指定方法
こちらからドコモ(ドコモ公式サイト)のエリア確認ができます。
下の画像にある赤枠から、「都道府県」「市区群」を選択して、検索ボタンを押します。
au、ドコモ、ソフトバンク全てのエリア確認をした方がいい
au、ドコモ、ソフトバンク全てのエリアを一通り確認してください。
僕がおすすめするWi-FiにはソフトバンクのLTE回線を使ったWi-Fi、WiMAXがありますが、2019年からクラウドSIMを使ったWi-Fiにも注目です。
クラウドSIMを使ったWi-Fiは3キャリア(au、ドコモ、ソフトバンク)のLTE電波を自動切換えして接続します。なので、au、ドコモ、ソフトバンク全て確認した方がいいということです。
例えば、田舎ではWiMAXやソフトバンクの電波は入らないが、ドコモの電波は入りそうという場所があるかもしれないです
どんなポケットWi-Fiがあるか知りたいなら、次の記事を参考にしてください。
無制限のポケットWi-Fiは2種類あるのを知っていますか?
また、WiMAXは「ハイスピードプラスエリアモード」がauのLTE回線を使っているというのも理由のひとつです。
但し、WiMAXが月間無制限契約でも「ハイスピードプラスエリアモード」は7GBまでしか使えません。モードは端末から切換えできます。
電波が入っても快適に使えるかはバラつきがある
まず最初にエリア確認は必須ですが、エリア内だとしても速度はバラつきがあります。
その証拠に、僕のスマホで場所を変えてスピードテストを実施した結果、20Mbps弱~80Mbps台の速度のバラつきがありました。
〇〇Mbpsの〇〇は数字が大きいほど速い速度という意味で、4K動画以外なら10Mbps程度で見ることができます。
動画再生ではどのくらいの通信速度が必要なのか知りたいなら次の記事をどうぞ。
4大動画サイトを4G LTEで再生レビュー!快適に見れるの?
例えば、県内の主要駅の周りでも、30Mbps程度だったり、80Mbps程度だったりしました。ちょっと市内から外れたところでも、60Mbps程度の速度がでたところもあります。
ここで言いたいのは、あなたが使用する場所で快適に使えるかは使ってみないとわからないということです。
エリア内ならある程度快適に使えるとは思います。というのは、WiMAXのエリア判定が最大評価ではない地域でも普通に動画とか、WEB閲覧も問題なかったので。
しかし、こればっかりは使ってみないと断言はできません。でも安心してください。総務省が「初期契約解除制度」というのを平成28年度に制定しました。簡単にいうとクーリングオフに似た制度です。
これからもう少し詳しく説明します。
ポケットWi-Fiが田舎で圏外なら即キャンセル
田舎だけとは限りませんが、いざポケットWi-Fiを使ってみたが、満足いくように使えないのであれば、「初期契約解除制度」を利用して、契約をキャンセルできます。
初期契約解除制度については、総務省のPDFを参考にして下さい。
初期契約解除制度とは?
初期契約解除制度は次のように総務省のPDFに記載されています。
一定の範囲の電気通信サービスの契約について、契約書面の受領日を初日とする8日間※ が経過するまでは、電気通信事業者の合意なく利用者の都合のみにより契約を解除できる制度です。※ 移動通信サービスでサービスの提供開始日が契約書面の受領日より遅い場合は、その提供開始日を初日とする8日間となります。
引用:総務省公式サイト
期間は8日以内
Wi-Fiが届いたらすぐ満足いく使い方ができるのか確認するのがベストです。その理由は初期契約解除制度の期間は8日以内だからです。
例えば、自宅、よく使う場所(通勤・通学経路・職場・バイト先やWi-Fiがないカフェなど)などを3日以内くらいで確認たら返送にも余裕があると思います。
初期契約解除制度で支払いが必要なもの
総務省のPDFでは支払い義務があるもの、支払わなくていいものが次のように記載されています。
初期契約解除制度によって契約の解除をした場合、契約解除までに利用したサービスの利用料、契約解除までに行われた工事の費用、事務手数料は契約に基づき支払う必要がありますが、それ以外の違約金等は契約に定められていても支払う必要がありません。また、このうち工事費用と事務手数料については、法令で定められた上限額までしか支払う必要がありません。
引用:総務省公式サイト
契約事務手数料(ほぼどこも3,000円)とそれまでに使ったサービス利用料は請求されてもしょうがないということですね。ポケットWi-Fiの場合は「工事の費用」は関係ないですね。
法律で決まっているからと言って、販売店側がスムーズに対応してくれるかなんとなく不安だと思います。
販売店選びはある程度信頼できるところ選ぶのが無難です
代表的なWi-Fiの販売店に「初期契約解除制度」のことについて触れているか、次の販売店で確認してみました。
WiMAX(GMOとくとくBB)
安さで人気のGMOとくとくBB(GMOインターネット株式会社)はきちんと初期契約解除制度について触れています。
WiMAX 2+は、初期契約解除制度の対象です。
初期契約解除をされた場合、お客さまに対し違約金や損害賠償などを請求することはございません。
ただし、事務手数料3,000円(税抜)につきましては、請求させていただきます。
※法人契約は、初期契約解除制度対象外初期契約解除制度を利用する場合は、端末着荷から8日以内にWiMAX 2+端末セット一式 および 初期契約解除書面を弊社に送付願います。
端末着荷から8日以内にご返却いただければ端末代金のご請求はございません。
WiMAX 2+のご返却が確認できない場合、端末代金20,000円(税抜)を請求させて頂きます。
引用:GMOとくとくBB公式サイト
LTE(ネクストモバイル)
LTE回線で格安のネクストモバイル(株式会社 グッド・ラック)はきちんと初期契約解除制度について触れています。
サービス契約書面を受領した日から起算して8日以内に、初期契約解除申請書を端末一式に同梱の上、発送ください。
発送日が申請期限を超過している場合、初期契約解除としてお受付できません。契約事務手数料 3,000円(税抜)※既に月額料金などが請求されている場合、初期契約解除の処理完了後、
ご返金のご案内書面をお送りいたします。
引用:ネクストモバイル公式サイト
クラウドSIM(どんなときもWi-Fi)
クラウドSIMのWi-Fiで一躍有名になったどんなときもWi-Fi(株式会社 グッド・ラック)はきちんと初期契約解除制度について触れています。
ネクストモバイルとどんなときもWi-Fiは同じ会社が販売しています
サービス契約書面を受領した日から起算して8日以内に、初期契約解除申請書を端末一式に同梱の上、発送ください。
発送日が申請期限を超過している場合、初期契約解除としてお受付できません。契約事務手数料 3,000円(税抜)
※既に月額料金などが請求されている場合、初期契約解除の処理完了後、ご返金のご案内書面をお送りいたします。
引用:どんなときもWi-Fi公式サイト
まとめ
田舎でポケットWi-Fiを使うには次のことが重要なことを説明しました。
- エリア確認が重要
- WiMAXよりもLTE回線(クラウドSIM含む)
- エリア確認は地域指定がわかりやすい
- エリア範囲内でも場所で速度にバラつきあり
- 使えなかったら「初期解除制度」を使う
田舎とはいえ、携帯の電波が入るならポケットWi-Fiが使える可能性は十分にあります。購入後、満足できなかったら初期契約解除制度を使って8日以内にキャンセルすることを忘れないようにして下さいね。
万が一、何かの理由で初期契約解除制度が適用されくても、こちら側としては一切責任を負うことはできませんのでご了承下さい。ただ、きちんと手順をふめば問題ないと思います。