確かに資産運用は怖いイメージがありますよね。株とかFXとか。でももっと簡単にできる資産運用があります。この記事では3つの資産運用について解説します。
- iDeCo
- つみたてNISA
- ウェルスナビ
iDeCoとつみたてNISAは日本の制度なので、少し安心感があるのではないでしょうか?
ウェルスナビはウェルスナビ株式会社が運営しており、ロボアドバイザーが自動で運用してくれます。
出資会社は下画像の会社ですし、変なところではありません。ロボアドバイザーNo1で15万人が利用しています。
とはいえ、資産運用はリスクがつきものということだけはお忘れなく。
元本割れして、普通に貯金してた方がよかった・・・とか。
- iDeCoのメリット・デメリット
- つみたてNISAのメリット・デメリット
- ウエルスナビのメリット・デメリット
この記事の内容
資産運用は怖いのか?初心者向け3つの運用方法
正直、ここで紹介する資産運用も、もちろんリスクはつきものです。ただ、長期運用(10年以上)を目的としているものなので、リスクは短期運用よりも少ないと言われています。
また、商品も分散投資できるものがあるので、そこでもリスク軽減ができます。
長期、分散投資は富裕層もやっている資産運用だそうです。
それでは、これから3つの資産運用について解説します。
- iDeCo
- つみたてNISA
- ウェルスナビ
iDeCo:個人で年金を運用
iDeCoは別名「個人型確定拠出年金」と言います。自分で管理して年金を作りましょうという制度です。
iDeCoはいくつかの金融機関と契約して運用をはじめます。
例えば、SBI証券、楽天証券、マネックス証券などなど。
各証券会社で特徴があるので、自分で証券会社を選んで運用します。
iDeCoのメリット
iDeCoには税制優遇制度と運用益が非課税というメリットのほかに、元本確保型の商品もあります。
税制優遇制度
iDeCoに加入すれば、所得税や住民税が優遇されます。
元本確保型の商品で、税制優遇だけ受けるのもよさそうですね。
公式のシミュレーションサイトでチェックしてみて下さい。
運用益が非課税
通常の資産運用(株、FXなど)では、運用益の約20%課税対応となります。iDeCoの場合はそれが非課税です。
iDeCoは複利運用なので、運用益が非課税な分、複利効果が大きくなります。
iDeCoのデメリット
60歳まで出金できない
iDeCoのデメリットは60歳まで引き出せないことです。
ただ、もし掛け金がきつくなったら、掛け金(5000円~)を変更することは可能です。
「亡くなった場合はどうなるんですか?」
亡くなった場合は、遺族が受け取ることができます。
商品を自分で選ぶ
iDeCoは自分で商品を選んで投資する必要あり。少し投資の知識が必要ですが、お任せ商品もあるようです。
心配なら、元本確保型のタイプもあります。
つみたてNISA
NISAは別名「少額投資非課税制度」と言います。
NISAが年間120万非課税なのに対し、つみたてNISAは年間40万が非課税です。特に少額から長期の資産運用を支援する制度。
掛金は年間で40万がマックスで、最大20年なので、トータル800万の投資をすることが可能。
iDeCoとの違いは、60歳を待たずとも資産の引き出しが可能で、60歳を超えても続けられます。
その反面、税制優遇制度がなく、元本確保型の商品はありません。
つみたてNISAのメリット
運用益が非課税
iDeCoと同じで運用益が非課税です。通常の資産運用だと、約20%が税金でもっていかれます。
つみたてNISAも複利運用なので、運用益が非課税な分、複利効果が大きくなります。
途中で資産の引き出し可能
iDeCoと違い、60歳まで資産を引き出せないということはありません。
注意したいのは、途中で引き出すと年40万の非課税枠が翌年まで使えないこと。
対応策としては、積立金額の変更(100円~と安い)をして、負担を減らすことができます。
つみたてNISAのデメリット
税制優遇制度がない
iDeCoのような税制優遇制度はありません。
損益通算ができない
複数資産運用している場合に限ります。
仮にFXとかで50万の利益があり、NISAが-10万の含み損だったとしても、損益通算ができないので、50万が課税されます。
損益通算ができると50-10で40万が課税対象。
他にも、繰越控除ができないなどのデメリットもあるようです。
商品を自分で選ぶ
つみたてNISAは自分で商品を選んで投資する必要あり。少し投資の知識が必要です。
ウェルスナビ
iDeCoやつみたてNISAは日本の制度です。。
対して、ウェルスナビは、ウェルスナビ株式会社という企業が運営しています。
iDeCoのような税制優遇制度もありませんし、iDeCoやつみたてNISAのように、運用益が非課税になるわけではありません。
その反面、ウェルスナビはロボアドバイザーが自動で投資をしてくれるので、「商品を選ぶ必要がない=投資の知識が不要」です。
ウェルスナビのメリット
ロボアドバイザーに任せるだけ
ウェルスナビはロボアドバイザーに任せるだけなので、誰でも簡単に投資できます。
ロボアドバイザーは全自動で国際分散投資を行います。
まず、無料診断を行い、6つの質問に答えるだけで、確率とどのくらい資産が増えるかを確認することが可能。
無料診断の傾向
あまり知識のない僕が試した結果、投資期間が長い(30年)方がリスク少なく運用できるような感じでした。
ロボアドバイザーの診断結果だけからでも、短期投資はリスクが大きいというのがわかります。
途中出金可能
iDeCoと違い、ウェルスナビは途中出金可能です。全額出金すると休止状態となります。
ウェルスナビのデメリット
税制優遇制度がない
iDeCoでは税制優遇制度がありますが、ウェルスナビにはありません。
運用益は課税対象
iDeCoやつみたてNISAは運用益が非課税ですが、ウェルスナビは運用益が約20%課税されます。
手数料が少々高い
ウェルスナビの手数料は1%です。投資知識があればこのような手数料を払ってまでウェルスナビは使わないようです。
初期投資のお金が必要
ウェルスナビの初期投資額は10万円~です。とりあえず10万は口座にいれる必要があるということ。
まとめ
資産運用が初めてで、投資の勉強する時間もない、する気もないというなら、ウェルスナビのロボアドバイザーに任せるのが一番簡単ですね。
どうせ、投資をするなら少し勉強する。そして、iDeCoやつみたてNISAで自分で商品を選ぶ。
運用益が非課税になるので、増やしやすいかもしれないですね。
特にiDeCoは60歳まで出金できないという制限はありますが、税制優遇制度で資産が増えるという考え方もできます。
僕も投資は初心者なので、参考リンクをのせておきます。
僕のこれまで調べた感じでは、20年~30年の長期投資がリスクが少ないという感じです。
長期になればなるほど複利の効果もでてきます。
投資には、中長期的に行っていくことで、投資資金を運用して得られた利益が更に運用されて増えていく「複利」の効果があります。「投資期間」と「複利」の効果には関係があり、投資期間が長いほど、複利効果も大きくなる傾向があります。また投資期間が長いことで、投資による価格変動リスクが小さくなり、安定した収益が期待できます。
引用:金融庁:投資の基本
僕は、アラフィフなので今から20年でも、途中で払えなくなる可能性もあります。
そうならないように、20代、30代から始めるのがベストだというのが、今の段階での結論です。
遅くとも、40代前半には始めたいですね。
これから、僕ももっと勉強します。