ドコモのスマホ代が高いので格安SIMを検討してみる

ドコモのスマホ代が高いので格安SIMを検討してみる

ぼくはドコモのスマホを使っています。

しかし、家族4人分でドコモ光を合わせて、毎月約4万円の請求があります・・・

しかも、ぼくと妻は1GBを超えないように頑張ってる状態。

1GBを超えたら、それぞれ+1000円高くなるので。

家族の契約プランは・・・

ぼく、妻、子供②がギガライト。

子供①がギガホ。

ギガライトは通信量が上がるごとに、料金がアップするタイプ。

ギガホは60GBまで使えるタイプだが、高い!

最近CMで「LINEモバイル」「UQモバイル」「ワイモバイル」など格安SIM事業者のCMが多くなってきましたよね?

そこで、我が家も格安スマホにしたら、どうなのか検討してみることに。

普段はネットやWi-Fiのサイトを運営しているのですが、格安SIMについてはまだ知識不足。今回は真剣に調べてまとめてみました。

ドコモのスマホ代が高いので格安SIMを検討してみる

格安スマホにすると確かに安くなるのですが、色々な格安SIMの事業者があり選ぶのに迷いますよね?

そこで、格安SIM事業者の特徴やデメリットなども含め調べてみました。

今回調べたのは、3GB+10分かけ放題付でどういったプランがあるかです。

ぼくや妻は3GBあれば十分。我慢しなくてよい容量です。

家ではWi-Fiがありますし、仕事中はほとんどスマホを触ることもできないので。

通勤も電車ではなく、通勤中にスマホを使うこともありません。

SNSを含めスマホの使用量が半端ない子供たちは、別途考えたいと思います。

格安SIMって何?

格安SIMって何者かについて簡単に説明しますね。

格安SIM事業者にはワイモバイル、UQモバイル、LINEモバイルなどがあります。

「LINEモバイル~♪」というCMを一度はみたことがあるのではないでしょうか?

各格安SIM事業者が、携帯の基地局をそれぞれが準備してたら、日本中携帯基地局だらけになります・・・

そこで、携帯キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンク)から回線を借りて、格安スマホ(SIM)を販売している。

そういった事業者をMVNO(仮想移動体通信事業者)といいます。

そんな、MVNOのSIMを使って問題ないか?

ぼくが気になっていた点をまとめ、一部特徴がある格安SIM事業者についても触れています。

調べた格安SIM事業者

今回調べた格安SIM事業者(MVNO)は以下のとおりです。

  • ワイモバイル
  • LINEモバイル
  • UQモバイル
  • mineo
  • OCNモバイル
  • IIJmio

他にも色々あると思いますので、また随時更新していきたいと思います。

番号ポータビリティは問題ない

番号ポータビリティは問題なくできそうです。

ようは、今使っている電話番号がそのまま使えるということですね。

番号ポータビリティはMNPとも言います。

3GBなら料金の相場は2500円~3000円

料金相場は3GBまで使用できるもので、税抜きで2500円~3000円程度でした。

この料金には、10分かけ放題が含まれています!

10分かけ放題は月額800円前後が相場です。

かけ放題が不要なら1700円~2200円くらいの負担ですむということです。

安いですね!

ドコモは5分かけ放題しかついてないので、ちょっと短いです。

10分あれば余裕があり、相手に失礼なことをしなくて済みます。

料金で注意したいこと

スマホの料金は、1台につき8000円~10000円支払いがある人も多いのではないでしょうか?

しかし、その料金には端末の分割代が含まれているのが普通です。

ここで提示している格安SIM事業者の料金に分割で支払っている端末代は含まれていません。

端末代が含まれてないにしても、安いのは間違いありません。

その証拠として、端末代の支払いがないぼくのiPhone7の料金は、通信量1GBで我慢して、毎月4000円超かかっています。

この4000円は5分かけ放題付の料金です。

残念なことに、先月1GBを超えてしまったので、次のステップにあがり、5000円ちょっとの請求がきます。

ドコモのギガライトという契約なので、パケットの使用量が増えるたびに料金アップします。

端末代の支払いがなくてこの料金は高すぎます。

今月も1GBを超えそうなので、真剣に考えなければいけませんね。これは。

格安SIMだと、3GBまで使え、10分もかけ放題できて、高くて3000円ちょっと。

毎月の2000円は1年間で、24000円。

家族4人だと、年間96,000円もの節約になります!

子供たちはもっと容量を使うので、さらに差額はでることが予想されます。

マジで、格安SIM検討しないといけませんね。

10分かけ放題やかけ放題もある

格安SIMとはいっても、10分かけ放題はどの事業者でもだいたいオプションが設定されています。

また、かけ放題や、よく使う3人はかけ放題になるようなプランもあるんです。

通信容量超過時の速度制限は128kbps~1Mbps

格安スマホを使っていて、契約しているギガをオーバーすると、通信制限がかかります。

通信制限がかかった場合の速度は、200kbpsのところが多く、ワイモバイルが128kbpsです。

その中で、UQモバイルの10GBプランなら、通信制限がかかっても、1Mbps程度の緩い速度制限なので、YouTubeとかは普通にみれるんですね。

通信容量が多い人は、UQモバイルの10GBプランとかいいなって思いました。

SMSはほとんど無料で使える

「格安SIMにしたらショートメッセージ(SMS)は使えないのでは?」

こんな疑問がありましたが、今回ぼくが調べた事業者ではSMSも使えるので安心しました。

mineoのドコモ回線、ソフトバンク回線の場合は、月額料金が120円かかるようです。

mineoはドコモ、au、ソフトバンク回線それぞれ選ぶことができます。

それぞれの事業者で、選べる回線は異なってきます。

例えば、UQモバイルはKDDI系の事業者なので、au回線のみ。

ワイモバイルはソフトバンク系の事業者なので、ソフトバンク回線のみです。

通信速度は各社でばらつきがある

通信速度に関しては、各社でばらつきがあるようです。

少し調べた感じでは、ワイモバイルとUQモバイルが安定しているようですね。

それもそのはず、ワイモバイルはソフトバンク系、UQモバイルはauのKDDI系ですからね。

ここは重要ポイントで、通信速度重視なら、ワイモバイル、UQモバイルがいいでしょう。

ドコモ回線なら、OCNモバイルONEがNTT系の格安SIM事業者です。

SNSはデータ通信量がカウントされない格安SIM事業者

若い世代の人はスマホでSNSをかなり使いますよね?

Twitterやインスタは画像が多いので、パケットを多く消費します・・・

LINEモバイルなら、そんなSNSのデータ通信がカウントされないオプションがるんです!

どんなSNSのアプリが対象かというと、月額280円で、LINE、Twitter、FaceBook。

月額480円で、上記SNSに加えて、Instagram、LINE MUSIC、Spotify、AWAの通信量がゼロになります。

若い世代の人には、かなり注目したい格安SIM事業者ですね。

LINEモバイルでは3つのデータフリーオプションで、「データフリー」機能を提供しています。
通常、LINEや主要SNSをご利用になると利用した分のデータ通信量を消費しますが、各データフリーオプションは下記のサービスが月間データ容量を消費することなく、ご利用が可能です。
またご契約プランの月間データ容量を超過しても、LINEに関しては速度制限がかかりません。

引用:https://mobile.line.me/support/help/search/?contents=20002402

パケットをただでわけてもらう格安SIM事業者があった

スマホの通信制限がかかると、すっごく遅くなり、使い物にならないですよね?

そういった経験が多い人には、mineoに注目です。

「フリータンク」と呼ばれる、みんなのパケット貯蔵庫があり、パケットが1GBを下回ったら、フリータンクからパケット分けてもらうことができるんです!

逆に、パケットが余ったらフリータンクに寄付すれば、他の人が困ったときに、あなたのパケットで助かるということです。

パケットを毎月のようにもらってるだけの人は、「契約の容量を増やしてください」的なメールはとどくようです。

何かのときに、大量のパケットを使ってしまった!

こんなときは非常に便利ですよね。

フリータンクがあるから、根強いmineoファンはいるようです。

また、パケットギフトというので、家族、友人とかに、パケットを分け合えることができます。

mineoはパケットをみんなで共有できるのが特徴で、ぼくも少し注目しています。

通信量がオーバーしてもYouTubeとか無料でみれる事業者

通信制限がかかっても、緩い速度制限なので、ネット閲覧、YouTubeとかは問題なく見れるプランがあります。

それは、UQモバイルのスマホプラン(R)です。

もともと、10GBの容量があるので、普通に使えば余裕がある容量ですね。

若い世代の人にはちょうどいいかもしれません。

しかも、通信制限がかかっても、1Mbpsの速度があるので、ぶっちゃけ普通に使えます。

ぼくのような人にはパケットが毎月余ってもったいないですが、7GB程度を毎月使う人にはちょうどいいと思います。

UQモバイルのスマホプラン(S)は毎月3GB使えるプランです。

そのスマホプラン(S)は、通信宣言がかかっても、300Kbpsの速度があるので、まったく使えなくなるということにはならないでしょう。

ぼくにはちょうどいい容量で、UQモバイルなら速度も安心なので、注目しています。

通信容量が余ったら翌月繰越できる格安SIM事業者

mineoはパケットがあまったらフリータンクに寄付したり、自分のパケットが足りなくなったら、フリータンクから分けてもらうことができます。

ただ、そんなことをするのはメンドクサイ!

というなら、UQモバイルがいいでしょう。

UQモバイルは、余ったパケットを翌月に繰り越すことができます。

ドコモのシェアパックを使っているときは、翌月繰越ができていましたが、今のギガライトプランではできません。

やはり、翌月繰越はうれしいものです。

SIMロック解除が不要な格安SIM事業者もあります

NTTドコモ、au、ソフトバンクのスマホを使っていたら、SIMがロックされています。

ようは、ぼくのようにドコモを使っているなら、ドコモのSIMしか使えないということ。

しかし、LINEモバイルやmineoをドコモ、au、ソフトバンクそれぞれのSIMを選べますので、SIMロック解除無しでもOKなんです。

もちろん、ドコモ回線を選ぶ必要はあります。

逆に、ドコモユーザーがau回線のUQモバイルを使う場合は、SIMロック解除が必要となります。

SIMロック解除は、窓口でもできますが、3000円くらいの手数料がかかります。

オンライン(ネット)でもできますので、オンラインでSIMロック解除した方が、よさそうですね。

格安SIMのデメリット

キャリアから格安SIMに乗り換えると料金は安くなる上、容量が増え、かけ放題時間もふえることがわかりました。

しかし、デメリットもあります。

通信速度の安定性はキャリアには負ける

MVNOの格安SIM事業者はキャリアから回線を借りて運営をしています。

諸事情により、そんな立場なのでキャリアよりは通信の安定性は劣ります。

特に、込み合う時間(昼休み、夕方~夜間など)に差がでてくるようです。

キャリアメールが使えなくなる

あなたがもし、ドコモのスマホをお使いなら、「@docomo.ne.jp」のメールをお使いだと思います。

ドコモから格安SIMにした場合は、そのキャリアメールが使えなくなります。

ぼくは一応使っていますが、使えなくなっても大して支障はありません。

そもそも、メールはキャリアや、契約しているインターネットのメールなどは、メインアドレスとして使わない方が無難です。

その理由は、携帯やインターネット乗り換え時に、アドレスの以降など手間がかかるからです。

今なら、gmailやYahooメールがいいでしょう。

家族間通話が無料でなくなる

今のドコモ携帯は家族間通話が無料です。

なので、家族と電話しているときは、時間、料金を気にすることがありません。

格安SIMに変えると、家族間の無料通話がなくなります。

でもよく考えたら、家族とは家で会いますし、そこまで必要なものではないのかと思います。

無料通話したかったら、LINE通話すればいいですしね。

ドコモ光を契約しているメリットがなくなる

ぼくの家のインターネットはドコモ光を使っています。

ドコモ光を使っていたら、スマホセット割というのがあり、家族一人につき最大1000円の割引があるんですね。

ドコモ光セット割
画像引用:https://www.nttdocomo.co.jp/charge/hikari_set/

毎月60GBまで使えるギガホは-1000円

ギガライトの場合、1GBを超えたら割引が適用され、2GB~3GBまでなら-500円、3GBを超えると-1000円の割引となります。

ぼくと妻は基本的に1GBで我慢して使っていますので、子供2人の割引が適用され、-2000円の割引ということになります。

割引が多い月で、-3000円の割引くらいです。(ぼくと妻が1GBを超えたと想定)

しかし、この程度の割引なら、家族4人が格安SIMにした方が、毎月の負担は軽減されます。

窓口対応がキャリアほどは期待できない

キャリアは街中にショップがありますよね?

ド田舎に行かない限りは、車で5分、10分圏内に、携帯ショップがあるのではないでしょうか?

しかし、格安SIMは、自回線を持たない、人件費削減などで、料金が安めに設定されています。

よって、対面でのサポート体制はキャリアには負けます。

もし、対面でのサポートを期待したいのであれば、ワイモバイル、UQモバイルあたりがよいでしょう。

ですが、スマホを買ってから、ショップに行くことなんてほとんどないのが、現実ではないでしょうか?

シニアでもない限り、特別必要なものとは思っていません。

まとめ

光回線やWi-Fiは、ずっと前からサイトを作っており知識豊富でしたが、格安SIMに関しては知識がほとんどありませんでした。

今回まじめに調べたところ、だいたいの特徴を知ることができました。

3GB+10分かけ放題付の料金相場は2500円~3000円。

料金は機能アップ(データ容量、かけ放題時間)して安くなるのがわかりました。

電話番号も今のまま使える(番号ポータビリティ)のもわかった。

SMSも使えるの安心しました。

SMSは認証で使われることが多くなってきたので、必須ですよね。

テザリング(自分のスマホをWi-Fiスポットにできる)も無料で使えそうです。

一応、これで格安SIMに乗り換えする問題点はクリアできたという感じです。

デメリットも確かにありますが、ぼくの場合は許容範囲です。

しいて言えば通信速度。

その中で、au(KDDI)、ソフトバンク直系の格安SIM事業者は通信速度も安心。

KDDI系のUQモバイルは・・・

ソフトバンク系のワイモバイルは・・・

OCNモバイルもNTT系なので、通信速度は期待できそうです。もちろんドコモ回線。

軽く速度を調べましたが、こんな感じでした。

もちろん、もっとよい口コミ、悪い口コミもありました。

ただ、通信速度で選ぶなら、3キャリア系列の格安SIM事業者がいいでしょう。

ぼくは通信速度が気になる方なので、上記3つのどれかが最有力候補。

とはいえ、mineoのパケット分け合えたり、足りなくなったらフリータンクから分けてもらえるのもすごく魅力的です。

あと、ドコモの場合は家族間通話無料です。

格安SIMに変えると、家族間が無料通話できなくなってしまいます。

そんなとき、LINEモバイルならLINEは通信量ゼロなので、LINE電話を気にせず使えそうなのがいいと思いました。

簡単にまとめると、

通信速度で選ぶなら、OCNモバイルONE(NTT系)、ワイモバイル(ソフトバンク系)、UQモバイル(KDDI系)。

サービスなら、LINEモバイル、mineo。

こういった感じになりました。

中でも、UQモバイルは、節約モード(300Kbps)に設定すれば、通信費がかかりません。

UQモバイル節約モード
画像引用:https://www.uqwimax.jp/mobile/norikae/data/

また、パケットが余ったら最大4GBまで翌月へ繰越もできます。

通信速度が安定している格安SIMの中では、一番お得感があるように思います。