ぼくはドコモ携帯を使っていることから、2017年1月からドコモ光を利用しています。
ドコモ光に変更した理由はセット割があるからです。
セット割というのは、スマホの月額料金がドコモ光を使っていると割引されるというもの。
割引は使っているギガ数によって変化して、最大一人当たり1000円の割引になります。
4人家族なら、最大4000円もの割引となります。
その他、ネット速度が速くなったり、Wi-Fiルーターが無料だったりとした理由もあります。
しかし、昨今は格安SIMの認知度が高まり、単純にスマホだけを契約するならキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)よりも、毎月の月額料金を安く抑えられます。
詳しくは、ドコモのスマホ代が高いので格安SIMを検討してみるをご覧ください。
この記事の内容
ドコモ携帯+ドコモ光と格安SIMならどっちがお得なのか?
ドコモ携帯+ドコモ光なら、セット割があることをお伝えしました。
さらに、dカードゴールド(年会費10,000円)を契約していれば、dカードゴールド持ち主(本人カードと1枚無料の家族カード)のスマホ代が10%分もポイント還元されます。
スマホ代だけでなく、ドコモ光の料金も10%ポイント還元されます。
例えば、下記の料金がかかっている場合、合計20,000円なので、毎月2000円ポイント還元されるということ。
dカードゴールド(本人)のスマホ料金:6000円
dカードゴールド(家族)のスマホ料金:8000円
ドコモ光の料金:6000円
年間ですが、24000円のポイント還元なので、年会費以上のポイントがバックされるということですね。
おさらいですが、ドコモのスマホを使っていて、ドコモ光を契約すると、
- スマホ代が割引になるセット割
- dカードゴールドのポイント還元
以上の割引、ポイント還元を受けることができます。
みんなドコモ割もある
ドコモ光とは関係ないですが、ぼくは家族4人でドコモと契約しているので、みんなドコモ割(3回線以上)も適用されています。
もちろん、3回線以上なので、3人家族でも適用されます。
その、みんなドコモ割の割引は一人あたり1000円の割引があります。
つまり、4人分で4000円の割引があるということ。
割引やポイント還元のまとめ
ぼく | 妻 | 子供① | 子供② | |
ドコモ光セット割 | -500円 | -500円 | -1000円 | -1000円 |
みんなドコモ割 | -1000円 | -1000円 | -1000円 | -1000円 |
dカードゴールド | 600pt | 800pt | – | – |
上記の表以外に、ドコモ光のdカードゴールド還元が毎月600ptほど。
ドコモ光のセット割:2500円
みんなドコモ割:4000円
毎月の割引計は6500円ということになります。
dカードゴールド還元:2000pt
年会費が10000円(月850円弱)かかるので、実際は1150pt。
ドコモ光のセット割+みんなドコモ割+dカードゴールド還元によって、毎月7650円の割引を受けているという結果となりました。
※dカードゴールドのポイント還元分も割引という表現にしています
格安SIMのワイモバイルにしたら毎月どのくらいの割引が発生するのか?
ドコモ携帯+ドコモ光の場合は、毎月7,650円の割引を受けているということがわかりました。
今度は格安SIM+ドコモ光以外のスマホ、ネット環境にした場合に、通信費はどうなるか?ということを調べてみました。
格安SIMでも有名なワイモバイル(ソフトバンク系)で比較してみることに。
ワイモバイル+ソフトバンク光の場合は単純です。
ワイモバイルを契約しており、ソフトバンク光にしたら、一人当たり500円の割引があります。
つまり、家族4人なら毎月2,000円の割引があるということ。
「ドコモなら7650円の割引、ワイモバイルなら2000円の割引ならドコモの方がお得なのでは?」
そうですね。
割引額だけでみたら、ドコモ携帯+ドコモ光の方がお得のように見えます。
しかし、実際は、通信費のみでで比較する必要があります。
端末代の定価は同じなので通信費だけで比較しないといけませんね。
ドコモの通信費とワイモバイルの通信費を比較
格安SIMのメリットは毎月の通信費が抑えられるということです。
ここに端末代を含めると、比較できなくなるので、単純に通信費のみで比較します。
ドコモ携帯+ドコモ光で実際に発生している通信費
今使っているドコモのスマホは家族3人がギガライト(1GBずつ料金があがっていくタイプ)。
家族の1人がギガホ(毎月60GB利用可能)を利用しています。
ドコモ携帯+ドコモ光で実際に発生している通信費の料金を下記の表にまとめました。
ドコモ光セット割と3回線以上の割引後の金額です。
ぼく | 妻 | 子供① | 子供② | ドコモ光 | |
基本使用料 | 2,480円 | 2,480円 | 4,980円 | 2,980円 | 6,102円 |
5分無料通話 | 700円 | 700円 | 700円 | 700円 | – |
※料金は税込み
合計で21,822円の通信費ということになります。
さらにdカードゴールドのポイントの還元(ぼく+妻+ドコモ光の10%)が約1100ptです。年間で13,200pt。
ほぼ年会費(10,000円)程度の還元なので、一旦割愛します。
実際は端末を分割で購入した場合、dポイント還元は増えていきます。
以上の結果から、ドコモ携帯+ドコモ光の端末代を除いた通信費は、約22,000円発生していることがわかりました。
ワイモバイル携帯+ソフトバンク光に乗り換えた場合の通信費
次はワイモバイル携帯+ソフトバンク光に乗り換えた場合の通信費を下の表にまとめてみました。
ぼく | 妻 | 子供① | 子供② | ソフトバンク光 | |
基本使用料 | 2,398円 | 2,398円 | 3,498円 | 4,598円 | 6,102円 |
10分無料通話 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | – |
※料金は税込み
合計で18,994円という結果になりました。
ワイモバイル+ソフトバンク光に乗り換えた場合の通信費は、約19,000円です。
ドコモ携帯+ドコモ光とワイモバイル+ソフトバンク光の比較結果
ドコモ携帯+ドコモ光とワイモバイル+ソフトバンク光の比較をしてきました。
ドコモ携帯+ドコモ光の場合は、約22,000円の通信費。
ワイモバイル+ソフトバンク光の場合は、約19,000円の通信費が発生することがわかりました。
その差額は、4人利用で毎月約3000円です。
「思ったより通信費に差額はない」
これが率直な印象です。
サービス内容の比較
とはいえ、使えるギガ数や無料通話時間がことなるので、下の表にまとめてみました。
ドコモ | ワイモバイル | |||
使えるギガ数 | 無料通話時間 | 子供① | 子供② | |
ぼく | 3GB | 5分 | 3GB | 10分 |
妻 | 3GB | 5分 | 3GB | 10分 |
子供① | 60GB | 5分 | 14GB | 10分 |
子供② | 5GB | 5分 | 10GB | 10分 |
結論からいうと、子供①の使えるギガ数が、60GBから14GBに減った以外は、全てにおいてサービス内容は向上します。
ぼくと妻のギガ数は3GBと同等ですが、今のドコモでは我慢して使っており、1GBをちょっと超えて、ギガライトのステージが上がっている状況。
ワイモバイルに変えれば、3GBまで気にせずにスマホを使えることができる。
子供②は毎月3GB~5GBの利用があります。ワイモバイルに変えれば、一気に10GBまで増えるので、本人は喜ぶでしょう。
子供①に関しては、60GBから14GBと大幅に使えるギガ数が減ります。
しかし、60GBあるがゆえ、手持ちのWi-Fiを使わずに、スマホでパソコンとテザリングしたり、動画も見たりと無駄に使っているようです。
少ない月は20GBぐらいしか使っていません。多い月でも40GB弱。
普通に使っていれば、14GBで十分こと足ります。
子供①がギガホに入ったのは学生キャンペーンが半年あり、料金も今より1000円安く100GBまで使えたから。
そんなのがなかったら、ギガライトにしていました。
以上のことから、ドコモからワイモバイルに変えたら、サービス内容は向上することがわかりました。
これで比較は終わりです。
安いだけなら、格安SIMなのは間違いありません。
今回はワイモバイルで比較しましたが、もっと安い格安SIM事業者も存在します。
しかし、格安SIMにもデメリットがありますので、簡単にまとめまてみます。
※デメリットは他記事にもあり
格安SIMのデメリットも考え乗り換えを検討
キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンク)から格安SIMへ乗り換えた場合のデメリットは下記があげられます。
・通信速度の安定性はキャリアには負ける
・キャリアメールが使えなくなる
・家族間通話が無料でなくなる
・ドコモ光を契約しているメリットがなくなる
・窓口対応がキャリアほどは期待できない
詳しくは、ドコモのスマホ代が高いので格安SIMを検討してみるも参考にしてみて下さい。
特に気になるのは、通信速度です。
安かろう、悪かろうでは話になりません。
いくら、性能のよいスマホを購入しても、通信が遅くてイライラしていたのでは話になりませんよね?
ぼくが色々調べた感じでは、キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンク)系の格安SIMなら無難に使えそうです。
格安SIMは、キャリアと違い縛りがないので、試しながら乗り換えるという手もあると思います。
但し、契約時の事務手数料がだいたい3000円発生するところが、ほとんどです。
ぼくは通信速度以外はほとんど気になりません。
キャリアメール(○○@docomo.ne.jp)は使えなくていいし、家族間無料通話はLINE電話で代用。
ドコモ光は、他の光に乗りられますし、窓口にお世話になることは、スマホ購入時だけだからです。
とはいえ、長年使っているドコモから乗り換えることを考えると、ドコモのメリットとかも把握しておかなければなりません。
次は、ドコモを使っているメリット、デメリットをまとめてみました。
ドコモの携帯を使うメリット、デメリット
ドコモはキャリアの中でも、通信が高速で安定していると評判です。
ぼくが使っていても、通信速度で不満がでることはありません。
スピードテストも色んなところで実施しました。早いところでは100Mbps(光回線並み)の速度がでます。
そんな、環境になれたドコモユーザーのぼくが格安SIMに乗り換えて本当に後悔しないか、ドコモのメリットとデメリットをまとめます。
ドコモユーザーであるメリット
ぼくが考える、ドコモユーザーであるメリットを5つ上げてみました。
- キャリアのドコモは安定した高速通信
- 将来的な安心感
- 窓口サポート
- 長期利用割引がある
- dカードゴールドがそのまま使える
キャリアのドコモは安定した高速通信
繰り返しとなりますが、ドコモはキャリアなので通信は安定しています。
混雑する時間帯でも普通に使える安心感は捨てがたいものです。
つまり、一番使う時間帯でも快適に利用できるということ。
将来的な安心感
なんとなくドコモにしていたら安心。
ドコモユーザーはそういう理由で、ずっとドコモを使っている人も多いのではないでしょうか?
妻は特にそんな人なので、ドコモから乗り換える話をすると、嫌がります。
窓口、電話サポート
ドコモの窓口に行くことは少ないですが、電話することはたまにあります。
そんなときの対応はすごくいいですよね。
きちんと教育されているイメージです。
長期利用割引がある
ドコモは長期利用割引があるので、長くスマホを使っていると割引があります。
もし、格安SIMに乗り換えたら、ドコモ利用期間がリセットされます。
10年以上積み上げた、長期利用特典がリセットされるということです。
dカードゴールド
ぼくは、年会費が10,000円かかるdカードゴールドを所有しています。
dカードゴールドは、カード名義本人、家族カード名義人のスマホ代から、10%ポイント還元されます。
さらに、ドコモ光の料金からも、10%ポイント還元されます。
なんだかんだ言って、dカードゴールドを持っているだけで、毎月2,000ptのポイント還元を受けています。
さらにdカードゴールドなら、キャッシュレス使用でポイント還元率が高い場合もあります。
割とお気に入りカードなのですが、ドコモから離れたら、スマホ代、ドコモ光のポイント還元がなくなるので、要らなくなります。
ドコモユーザーであるデメリット
次は、ドコモを使っているデメリットです。
- 2年縛り
- 5分かけ放題は短い
- ドコモに縛られる
- ドコモのサービス向上を待つしかない
2年縛り
ドコモではずっと2年縛りで使っています。
縛りがあると、更新月以外は解約金が発生しますよね?
これまでも、auに乗り換えようかなんてことを考えたこともあるんですが、縛りがあるのでなかなか踏みだせませんでした。
格安SIMなら、縛りがないところがほとんどなので、気に入らなかったら気楽に乗り換えることが可能です。
5分かけ放題は短い
ドコモは5分かけ放題、かけ放題のオプションがあります。
5分かけ放題は700円。かけ放題は1700円。
普段、電話することが多いなら、かけ放題の料金の1700円は決して高くはないと思います。
しかし、ぼくのように、普段電話することが少ないなら、かけ放題はもったいないプラン。
とはいえ、5分かけ放題は少し短すぎです。
格安SIMがサービスしているのは、格安SIM事業者にもよりますが、10分や15分かけ放題が設定されています。
ドコモに縛られる
ドコモ携帯を使っているなら、ドコモ光、dカードゴールドを所有することで、お得感がアップします。
ドコモ光を契約していたら、セット割が適用され、dカードゴールドを所有していたら、スマホ代、ドコモ光代の10%がポイント還元されるから。
まぁ、しかし完全にドコモの罠にかかったような感じです。
例えば、ドコモ光より、高速のNUEO光に乗り換えるとなると、セット割がなくなるといった感じ。
そうなると、ドコモスマホの月額料金が高くなります。
こういったドコモに縛られた感が嫌いです。
ドコモのサービス向上を待つしかない
ドコモに縛られると、「せめて10分かけ放題なら・・・」と思っても、ドコモのサービス内容が更新されるのを待つしかありません。
他にも人によって、必要なサービスは様々だと思います。
格安SIMなら気楽に乗り換えられますが、ドコモに縛られてしまうと、そう簡単に乗り換えができなくなってしまいます。
ドコモを解約して後悔しそうなところ
最後にドコモを解約して後悔しそうなところです。
まずは、ドコモを長年使っていますので、長期割引がなくなるということ。
格安SIMに満足できず、ドコモに戻っても1年生からのスタートです。
また、ドコモと格安SIMの料金差が、この先もっとなくなるかもしれません。
あとは、ぼくも高齢者になってきたら、やはりキャリアの携帯方が安心できるかもしれないという理由もあります。
まだまだ先の話なので、少し考えすぎかもしれないですが・・・。
まとめ
キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンク)から格安SIMへ乗り換えたいと思った理由は、料金面です。
今回、色々調査したところ、実質の通信費だけみると、家族4人+ドコモ光で3000円くらい程度でした。
一年で36,000円、5年で180,000円、10年で360,000円。
そう考えると、3000円の価格差はバカにできません。
今後、子供が手を離れていくのが普通なので、ドコモの3回線以上割引も適用されなくなります。
さらにドコモ光のセット割も、家族が離れていく分、お得感が少なくなっていきます。
そう考えると、やはり早めに格安SIMに乗り換えるのも手かなと思いました。
格安SIMは、2回線目から割引になる事業者も多いので、夫婦2人でも割引が適用されます。
今後、ドコモも格安SIMもどうなていくかわかりません。
しかし、格安SIMなら安くなって、サービス内容(ギガ数、かけ放題時間)が向上します。
変な縛りもなくなりますので、ぼくのようにネット好きにとっては、乗り換えも気楽にできるようになります。
今後5Gも主流になることですし、ネットの速度は格安SIMとはいえ、問題はなくなるでしょう。
やはり、早めに格安SIMに乗り換えるのが得策だという結論になりました。